本日無事にコサカダイキ個展「きょせい【虚勢】」を終えることができました。
ギャラリーナカノさん、ご来場いただいた皆さん、ありがとうございました。
まずは今回の個展についてお話ししたいと思います。
個展のお話しは去年いただいてました。ただ、コロナの流行により延期となり今年改めて開催することとなりました。
僕は延期になったことでより個展にかける思いが強くなったと思います。去年初めてコロナウイルスが流行し誰もがどう生きていくか考えた一年だったと思います。僕はクリエイターとしてどう生き抜くか考えもがいている中、有難いことに連載を持たせてもうこととなりました。それもあってかなんとか一年を乗り切ることができたと思います。それによりイラストレーターとしても技術の面や気持ちの面でも強くなることができました。
その後新しい年を迎え、少なからず成長した自分がどう活躍するか期待していたところ世の中は自分だけじゃなく一年を乗り切った人たちは他にもいて思っていた以上に簡単には通用するものではありませんでした。冷静に考えれば自分が成長したぶん周りも同じ、またはそれ以上成長をしている人たちがいるということはわかると思います。でも自分のことで精一杯だった自分は周りを見る余裕もなく気付いた時には世の中の膨大さに打ちのめされそうになっていました。
少し長くなりましたがこういった思いを約一年を通して感じ、その思いを個展のテーマとし、作品にぶつけました。
今回展示した作品になります。
計36点の作品を展示しました。
得意としてきた乗り物の水彩画から自分の内面的なものをテーマにした作品、テジタルペイントと今までの展示ではなかったボリュームのあるものとなったと思います。今回のテーマのタイトルがついた作品をはじめイラストレーターとしてもいろんな絵柄を持ち、作家人生を伸ばそうと必死にもがいてきたこともあるのでそれが現れた展示になったと思います。
文章で説明などをしたいのですが展示会は現場で実際に見てもらうことが一番伝わると思っていますので細かい説明は省略させていただきます。
展示作品は中には販売していないものありますがほとんどのものが販売しているものになりますのでお買い求めになられたい作品がありましたら上記のサイトよりご購入ください。
個展の様子を山口ケーブルビジョンさんと中国新聞さんに取材していただきました。
今年は無事に個展を開催ができましたがコロナ禍にかわりはありませんでした。そんな中でもたくさんんの方にお越しいただけて感謝しております。
デザイナーさんだったりカメラマンさん、美術家さん、一般の方、イラストレーターさん、とにかくいろんな方に見ていただきご意見をいただけたのはとても有難いことでした。イラストレーターはいろんな方に向けて絵を描く仕事なので一方的な考えや思いだけじゃなく柔軟な感覚を持つことが大事だと思っているので今回の展示で得たものは大事にしていきたいなと思っています。
振り返ってみると得たものが膨大すぎてなかなか簡単にはまとめられないなと思いました。現場で質問されたりその時感じたことをその場のテンションでリアルタイムに話すことでいい言葉だったりやりとりが生まれるので、後からゆっくり考えるよりもその時を大事にした方が面白いものは生まれるなと思いました。なのでここの記事ではあまりいい言葉が見つからないなと正直書いていて思います。
しっかりとまとめたい気持ちはありますが難しそうなのでまた展示の機会などがありましたらその場でお話したりするのが一番だなと思いました。
とにかくそういったことなどを気付かされて久しぶりに展示をやっていくらオンラインが発展していってもリアルの現場での出来事は貴重なものになってくるなとおもいましたね。
ギャラリーナカノさんにお声掛けいただきいい刺激を展示で受け自分の小ささに打ちのめされていましたが成長も確実にしているのでそれが再確認できまだまだ自分の可能性を感じれたのは今回の一番の収穫だと思います。イラストレーターとして、アーティストとしてこれからも周りの人たちをあっと言わせれるような絵を描いていけるよう頑張っていきますのでこれからもコサカダイキの応援をよろしくお願いいたします。